こんにちは!
岡山の注文住宅なら鉄骨・木造・RC住宅などの幅広いご対応が可能な有限会社岡山製作所の広報です^^
注文住宅の床選び、基本的に使い勝手の良いフローリングを検討されるお客様は多いのではないでしょうか。
しかし・・・実はフローリングにも様々な種類があるってご存知でしたか?
本日のブログではフローリングの種類とそれぞれのメリットデメリット、こんなお部屋におすすめ!といった順にご紹介します!
各部屋に応じて採用するフローリングの種類を変えるだけで快適性もガラリと変わってきますのでぜひ注文住宅ご検討時の参考にしてみてくださいね^^
目次
フローリングを大きく分けると
- 「合板フローリング/シート」
- 「合板フローリング/挽き板・突き板」
- 「無垢(単層)フローリング)」
の3種類に分けられます。
そのまえに、合板と無垢と分かれていますが「これは何が違うの?」というお客様に・・・!
分かりやすく違いを説明いたします^^
合板フローリングとは?
木材ながらやや弾力があり「合板」や「集成材」といった基となる材料の表面に化粧材を重ね合わせて作られるものです。一番使い勝手の多い床材となっており、多くのご自宅に採用されているフローリングの多くが合板フローリングを使用していることと思います!
無垢(単層)フローリングとは?
「無垢材」とは、丸太など切り出した木材を加工することなく、使用することのものを指します。合板のように化粧材を使うことがありませんので、表面に木の質感がそのまま感じられる材質です。
ここから、「合板フローリング/シート」「合板フローリング/挽き板・突き板」「無垢(単層)フローリング)」
のメリットとデメリットをご紹介していきますね!
合板の上に印刷物(シート)を重ね合わせたフローリングです!
大きく3つのメリット
メリット1
お手入れが楽
合板の上にシートを貼るタイプなので、ついうっかり汚れちゃった・・・なんて場合にも、表面に凹凸がないので、乾拭き拭きで簡単に手入れすることできます。室内で汗や汚れが多くなる場所には最適ですね。
メリット2
加工がしやすいので部屋の雰囲気に合わせてカスタマイズできる
表面に貼るシートのデザインは豊富にあるので、お部屋の雰囲気に合わせて仕様を変えることができます!最近では木目調以外のシートも揃っているようですので、自分好みの柄に変更できるのは嬉しいですよね
メリット3
艶感が長持ちするのでワックスかけの手間が少ない
表面加工で艶感があるので、ワックスかけを終えたあとのような光沢感が長持ちします。また、木材は紫外線などの日焼けに弱いのに対してシートタイプは日焼けしにくいというメリットがあります。定期的な手入れの手間がないのは嬉しい特徴です。
大きく3つのデメリット
デメリット1
意外と水分に弱い
シートにはMDF(中質繊維)という基材を使われることが多く、その基材は水分を含みやすく水分に影響されて変形しやすいというデメリットがあります。なので、お手入れの際の水拭きには注意が必要です。
デメリット2
質感があまりよくない
人口加工物のシートを採用しているため、凹凸が無く手入れしやすいのがメリットではありますが、無加工の木材と比べるとやや質感が劣ります。また、汚れが膜となって表面に付着しやすいため、手入れしていないと「歩くときにペタつきやすい」といったこともしばしばあります。
デメリット3
木目調デザインは本物の木目に劣りやすい
近頃は本物の木目に近しいデザインのものが増えてきましたが、それでも本物と比べると質感も見た目も「シート」とわかってしまいます。なのでお部屋全体の雰囲気に木目を合わせたい場合なんかはあまりおすすめできません。
シートタイプはこんな人とお部屋におすすめ!
・子供やペットがいて床が汚れやすい
・コストをできるだけおさえたい
シートタイプはお手入れの楽さと耐久性が魅力なのと、コストが安いのでトータルコスパを考えるのである方におすすめできます^^
逆にこんな人にはお勧めできません!
・高級感や木材本来の質感を求める方
どうしても「シート」であることがわかってしまうので、雰囲気重視という方はシートタイプを選ぶのを避けたほうが良いでしょう。
挽き板/合板の上に「本物の木材」を2〜3mmの厚みに削り、化粧材として貼り合わせたフローリング
突き板/貼り合わせる木材の厚みが0.3mm〜0.5mmのもの
大きく3つのメリット
メリット1
本物の風合い近い
厚みのある化粧材なので無垢材とより近い風合いになります。合板ならではの耐久性を保ちながら木材本来の質感に近づけたい!という方にはお勧めできます。
メリット2
反りや歪みに強い耐久性
天然木に厚みを持たせて張り合わせており、基材が合板なので反りや歪みなどの劣化に強い耐久性を持っています。なので寒暖差がついてしまうような床暖房にも対応しているので場所を選ばず使い勝手が良いと言えるでしょう。
メリット3
水拭きにも強い
化粧材にウレタン加工をしている場合が多いので、水の影響を受けにくく、お手入れの際に水拭きをして頂くこともできます。何かと掃除することが多くなる場所には嬉しいメリットですよね
大きく3つのデメリット
デメリット1
傷がついたら修復しにくい
基材として本当の木材を使用しているため、傷がつきにくいというわけではなく、また、傷がついてしまった場合には修復が難しくもあります。
デメリット2
寿命は無垢フローリングに比べてやや短め
耐久性には強くても板と板を張り合わせている接着剤の劣化により寿命は無垢フローリングより短い15年〜20年と言われています。
デメリット3
肌触りはどうしても無垢フローリングに劣る
天然の木材を利用して張り合わせていても、表面加工を施すことでどうしても木材本来の温かみや質感・肌触りは無垢フローリングに比べて落ちてしまいます。シートタイプ同様に高級感や質感を求める方には注意が必要です。
合板タイプはこんな人とお部屋におすすめ!
・床暖房の設置を検討している人
・床の質感はそこまで気にならない人
・初期費用を抑えたい人
シートタイプよりかはコストがあがりますが、無垢フローリングと比較すると安価に抑えることができます。また、温度の変化に強いので床暖房など設置を検討している人にはおすすめです!
逆にこんな人にはお勧めできません!
・高級感や木材本来の質感を求める方
・床の経年劣化がきになってしまう人
やはり、合板ではどうしても雰囲気と質感では無垢フローリングに劣ってしまうので、雰囲気重視という方はシートタイプを選ぶのを避けたほうが良いでしょう。
挽き板/合板の上に「本物の木材」を2〜3mmの厚みに削り、化粧材として貼り合わせたフローリング
突き板/貼り合わせる木材の厚みが0.3mm〜0.5mmのもの
大きく3つのメリット
メリット1
上質な質感と肌触り
木そのものを使用しているので無垢フローリングはしっとりと硬すぎず柔らかすぎないこ心地よい質感を提供してくれます。また木の断面がそのまま床材になる見た目の、落ち着いた雰囲気もインテリア性をグッと高めてくれるのでお部屋を彩ってくれます。
メリット2
調湿機能に優れていて快適性が高い
自然素材のため複合フローリングにはない調湿作用があります。無垢フローリングがお部屋の湿度を吸放出して一定に保とうとする作用で湿気の多いお部屋には最適な材質となっています。
メリット3
寒暖差の影響を受けにくい快適性
夏は涼しく冬は暖かい。素足で床を踏んだときでも熱伝導性が低いので冬場の床が「冷たい」といったこともなりにくいです。また水分を吸収しやすい材質なので夏場、足の裏に汗を書いた際のべたつきも少なくさらりと快適に過ごすことができます。
大きく3つのデメリット
デメリット1
膨張と縮みやすい
無垢材には調湿作用があり余分な水分を吸収してくれますが、水分を含むことにより木は膨張と収縮を繰り返します。その結果反りや隙間が生じてしまう可能性があるのです。また、木材は含水率が30%を超えると収縮しやすくなると言われています。なので多湿の日本においていくら調湿作用があるとはいえ油断できません。
デメリット2
傷がつきやすい
表面加工が施されていないため、どうしても一点にかかる衝撃に弱く傷つきやすいというデメリットがあります。天然木の材質によっては(杉など)特に柔らかいので、物を落としただけで凹んでしまう場合もあります。
デメリット3
水に濡れるとシミなどになりやすい
表面の塗装を施していたとしても、合板フローリングに比べてどうしても水に弱いという点もデメリットとなります。濡れた場所がシミになったり、水滴を拭かずに放置してしまうと菌の繁殖や劣化の原因ともなりますので注意が必要です。
無垢フローリングはこんな人とお部屋におすすめ!
・自然の質感や快適性を味わいたい人
・インテリア性を高めたお部屋にしたい人
無垢フローリングの最大の特徴はやはり質感と快適性にあります。なのでお部屋の内装にこだわったりしたい人にはお勧めできます。
逆にこんな人にはお勧めできません!
・手入れが面倒な人
・物をたくさんお部屋に置きたい人
手入れや、管理という面では手間がかかりますし、リビングやダイニングなど机や椅子を置く環境では汚れやすく傷がつきにくいのであまりお勧めできません。
寝室や娯楽部屋など、癒しの空間の一部として使用するのが良いのではないでしょうか?
いかがでしょうか?
フローリングといっても種類がたくさんあり、注文住宅で全てのお部屋の床材を考えるのってなかなか大変な作業となりますよね。どのお部屋にどの材質を使うか・・・どこにでも使うからこそ、重要な床材選びは悩みどころですよね。
岡本製作所では、そういったお客様のお悩みにも誠実に対応し、注文住宅ご検討時のお客様のお部屋に合った床材もプランニングいたします。お部屋の使い方や色、材質まで岡本製作所がアドバイスいたしますので、お気軽にお問い合わせください!
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ご相談は無料にて行っておりますので、ぜひ一度、お問い合わせいただければと思います^^
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