こんにちは!
岡山での注文住宅なら鉄骨・木造・RC住宅などの幅広いご対応が可能な有限会社岡本製作所の広報です^^
みなさまは「ウッドショック」という言葉を聞いたことはありませんか?
実は今、『ウッドショック、つまり木材価格の高騰』により住宅建設業界に激震が走っているのです。
本日のブログではウッドショックについての解説から、それに伴う注文住宅など建築へ影響や、対策についてお話ししていきます!
「今後マイホーム建築どうしよう」
「これから新築を建てようと思っていたけど、どうしよう・・・」
とお悩みの方へしっかりとしたご説明からご提案までをご紹介しますので、ぜひご参考ください。
目次
ウッドショックってなに?と疑問をお持ちの方へご説明します。
簡単にご説明すると、深刻な木材の不足と供給不足による価格の高騰から生まれた言葉が「ウッドショック」です。需要と供給のバランスが崩れて発生したウッドショックは2020年末あたりから米国(アメリカ)で問題化され始め、外材を主に利用している日本にも影響が派生してきています。米国での木材高騰の原因として大きな要素としては「コロナウィルスによる生活環境の変化」「コロナウイルスによる貨物輸送量の制限」です。
「コロナウィルスによる生活環境の変化」
コロナウイルス流行直後には落ち込みを見せた米国の住宅市場でしたが、現在の住宅着工所数はコロナ前の三割以上になるほどに急回復を見せています。
その理由として、米国でコロナウィルスにおける経済の冷え込みへの対応として金融緩和政策(低金利政策)によって住宅ローンが低水準化されたうえ、リモートワークの浸透で郊外の持ち家住宅や木材を利用した家財への需要が高まったことにあります。
しかし、その反面、供給では米国の木材産業の労働力の減少・コロナウイルスによって住宅市場が冷え込んだ、以上の理由から木材の生産数が例年よりも抑えられていたことで深刻な木材不足が発生しています。その結果、『オイルショック』のように需要と供給のバランスが共に崩壊し、木材価格が平時の4倍から5倍近くまで高騰してしまっているのです。
そしてそれは対岸の火事として傍観できるほど甘くはありません。木材自給率37.8%で基本的に6割以上を外材使用を主としている日本においても、米国同様にリモートワークが普及し生活環境が大幅に変化していることでウッドショックは大きな影響を及ぼしているのです。
「コロナウィルスによる貨物輸送量の制限」
こちらも大きくは生活環境の変化にも関わってきますが、巣ごもり需要が格段に増加しています。また、感染症予防対策においてロックダウンによる荷受け作業員の減少や航空便船便自体の減少でこちらも需要と供給(貨物運送)のバランスが崩れてしまっています。その結果流通が滞りコンテナ不足や運送リードタイムの増加などで必然的に貨物輸送量の価格が高騰しているのです。なので、材料自体の原価高騰に運送費の高騰が拍車をかけウッドショックは深刻化しているわけなのですね。
A 木造住宅の建設価格があがってしまいます・・・!
材料の高騰に伴い、当たり前ではありますが木造住宅の価格が驚くほどあがってしまっています。現在特に高騰している集成材で国内では梁は90%、柱は60%以上を輸入材に頼っている建築業界にとっては原価高騰に伴い、お客様へ提案する一棟あたりの値段を上げる必要がでてきているわけです。なかには一棟あたりで販売価格の10%から15%の金額アップが必要になる場合もあるらしく、相当な価格上昇がおこってしまっています。
つまり・・・販売金額が15%アップだとすると
当初4,000万円のお家なら4,600万円
その差600万円の値上がりにもなってしまうのです・・・!
お家の1割価格アップは相当な痛手ですよね・・・普通に車が新車で1台買えてしまうほどの価格です・・・(泣)
さらにその問題は値段だけではありません。夢のマイホーム、できるだけ早く完成させたいものですが、今の現状から鑑みて着工までかなりの時間がかかる可能性がある!という事態も発生しています。
供給面が完全に停滞してしまっていますので、今からオーダーしても順番待ちでいうところの最後尾からのスタートです。通常よりも半年以上着工が遅れる可能性も考えておく必要があるでしょう。
新築を検討中の方や建築業界にとっても危機的状況であるウッドショックの今後の見通しですが、現在正確に「ここまで」という基準は読めていないようです。オイルショック時以上に二年〜三年も続くと言う意見もあれば数ヶ月で落ち着くという声もあります。
しかし、ウッドショックにおいて価格の高騰は短期的なものであったとしても、ウッドショック解消後は溜まった建築需要が一気に放出されることが予想されますので時間に余裕を持っておくべきであると考えます。
この場合の時間というのは、先ほどもご説明したとおりマイホームを着工するまでの時間的余裕です。もし期日までにどうしても家を建てたい・・・という方の場合は早急にでも建築業社の選定をし、話進めておくことが望ましいでしょう。
ここまで、ウッドショックとそれに伴う建築業界への影響をご説明してまいりました。
価格が10%もあがってしまう・・・着工まで時間がかかってしまう・・・など夢のマイホーム完成に伴って相当な不安要素ではないでしょうか?
では対策としてどうすればよいのか・・・?
その答えは
『鉄骨(RC)住宅を視野に入れる』 ことです!
ん?どういうこと? と思われた方へご説明します。
『鉄骨(RC)住宅を視野にいれる』・・・その理由として、まず鉄骨住宅といえばみなさん木造住宅よりも金額が高い・・・!というイメージをお持ちの方は多いと思います。現に鉄骨住宅は木造住宅よりも坪単価平均20%から30%施工坪単価が高いというデータがあり耐震性など機能性に優れた鉄骨住宅は確かに木造住宅よりも価格相場は高いものです。
そのなかで、費用が嵩むから・・・といった理由で鉄骨住宅を諦めていた方も少なくないのではないでしょうか?
しかし、今回のウッドショックにより木造住宅の価格が15%もあがっていることから、木造住宅と鉄骨住宅とでは価格の差がかなり縮まってきている・・・と考えることもできます。
さらに、鉄骨住宅にも木材を使用するとはいえ、圧倒的に木造住宅よりも木材の使用比率は少なく、着工までの時間も木造建築よりも大幅に短縮することができます。
それでも、鉄骨住宅と木造住宅の価格にはMAXで10%ほど開きがありますよね。
先ほど申し上げた通り住宅価格の10%アップは相当な痛手であると考えます。
でも、ご安心ください。
その差は埋めることができる方法があります・・・!
その方法とは、余分な費用を大幅にカットする
『材料の仕入れから建築までを一貫でおこなう建築業者と相談』をしてみることです。
建築業界では通常
- 建築業者 → ②資材業者 → ③ 建築
といった形で外部の建築業者に発注をかけ、建築業者が届いた材料を買い施工するといった方式が一般的です。みなさんが設計などご相談されるのは基本的には①建築業者であると思います。しかしその場合にどうしても①と②でのやり取りの中で中間マージンとして材料の原価+手数料が発生しているわけです。
つまり『余計な原価を削ることができれば鉄骨住宅と木造住宅の価格差をより近づけることができる』のです。
とはいえ、そんな全てを自分たちでおこなっている業者は決して多くはありません。ではどうやって業者を見つけたらよいのだろう?とお悩みのみなさまへご提案です!
岡本製作所では、通常であれば資材業社へ発注し設計・建築を行うことがスタンダードなところ、岡本製作所では中間業社をかませることで発生する費用をなくし自社で素材の調達から建築までをおこうことで、余計なコストをカットしたお家作りをお客様へご提案しております!
今回のお話で、鉄骨住宅も考えて良いかも!と思われた方、先ずはお気軽にお問い合わせください!^^!
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