鉄骨建築に関するお役立ちコラム

自宅の敷地に倉庫・作業場建築!?気になる費用や条件を解説!

こんにちは!

岡山で鉄骨製造から倉庫・事務所・工場の建築を行なっている有限会社岡本製作所の岡本です!


今回は、自宅の敷地内に倉庫を建築したいとお考えの方必見!

坪単価をはじめとした建築費用諸費用比較方法建築の条件についてご紹介します!


倉庫を建てたいけれど、どれくらいの費用が掛かるのか分からない

建築費用と“総工費”って違うの!?

うちの敷地にも、倉庫は建てられるのかな……?


収穫したお野菜を保管しておく農業用倉庫DIYやご趣味の作業場として――。

倉庫を建てたいけど、費用が気になって踏み切れないという方は、ぜひ読んでいただきたい記事となっています!


目次


ぶっちゃけ、倉庫建築に掛かる費用ってどれくらいなの?

敷地面積や建築可能な建物種別に条件ってあるの?

 ①建築確認申請を行おう!

 ②建築前に要確認!「建ぺい率や容積率はオーバーしていない?」

建設が難しい土地なんかはあるの?

 Case.1_三角形の土地に工場を建築!

 Case.2_お庭に車庫を新築!

 Case.3_自宅に窯場を併設!

ぶっちゃけ、倉庫建築に掛かる費用ってどれくらいなの?


倉庫の建築費用については、各都道府県やエリアによっても坪単価は変化しますので、

倉庫を建てるなら○○万円用意しておけば安心です!」とは言い難いのが現状です。


建築に掛かる費用としては、「建築費用」に加えて「諸費用(付帯工事費)」という費用もあります。

内訳としては、下記のようなものが一般的とされています。

●建築費用

図面作製費用

材料費

建築費

人件費

●諸費用(付帯工事費)

電気工事

給水/排水工事

内装/外装工事

空調工事

申請費用


倉庫を建てられたいとお考えの場合、「材料費」や「建築費」のみのご予算をお持ちになられることも多いのですが、「建築」にはそれに付帯する工事費用も必要。

そのため「思ったより高いかも……」ということになってしまいがちなんです。


過去に、「300万円で倉庫を建てられますか?」というお問い合わせをいただいたことがありますが、このときの回答は……残念ながら「難しいと思います」とお答えさせていただきました……。


また、「木造」や「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」など、建てたい倉庫や作業・工場の材質によっても費用は異なってきます。

2024年度の全国的な平均では、材料別に下記のような相場となっています。

 木造:約21.54万円/㎡

 鉄骨造:約33.18万円/㎡

 鉄筋コンクリート造:約32.45万円/㎡

参考:国土交通省建築着工統計調査 表番号34より「1㎡あたり工事費予定額【万円】」を平均して算出


岡本製作所
では「鉄骨造」で平均建坪約20万円~50万円/坪が相場

予算相場のイメージ


これが平均ですので、ご希望のデザインや規模によって水回りの工事材料費建て方に必要なクレーン費用などがプラスされていく形になります。

また、やはりどうしても規模が小さいほど割高になってしまう傾向も。


ご予算に対して、ご希望の規模や設備が可能かどうかはぜひご相談いただければと思います!

岡本製作所には、経験豊富な一級建築士や二級建築士が在籍しています!

ご希望を叶えるために必要な設備や、費用を抑えるための計画見直しなどもお任せくださいね!

敷地面積や建築可能な建物種別に条件ってあるの?


費用についてはおおかた分かったけど、ルールや法律などの条件は何かあるのかな?


そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、自分の敷地内に倉庫や作業場・工場を建てる際に、気を付けなければいけない条件や申請などをご紹介します!


①建築確認申請を行おう

申請書

10㎡以上の建築物を新築したりリフォームしたりする際に必要になってくる申請です。


確認項目は、敷地に対する建築面積の割合を表す建ぺい率や敷地に対する延べ床面積の割合である容積率、火災が起こった際の安全性が保たれている構造化を確認する防火構造、地震発生時にどれだけの揺れに耐えられる構造になっているのかを確認する耐震構造など、複数項目に及びます。


しかし、10㎡以下であったり、建築しようとしている地域が「防火地域」や「準防火地域」でない場合などには、建築確認が不要となる場合もあるそう!

建築確認が必要か否かも、まずは建築予定地の自治体に相談してみると確実です!

②建築前に要確認!「建ぺい率や容積率はオーバーしていない?」

建ぺい率と容積率についてのイメージ

先ほどの「建築確認申請」でも出てきた「建ぺい率」と「容積率」。

これは、建てようとしている敷地に対して、建築面積と延べ床面積それぞれの割合を見るものです。


ご自宅を建てられている敷地内に、農業用の倉庫や、趣味・お仕事の作業場や工場を建てられたいと思われる方の場合は、既に建築しているご自宅と敷地の割合に注意をしなければいけません。

敷地の「建ぺい率」が80%で、ご自宅が既に80%ぴったりで建築されている場合は、残念ながら同じ敷地内に倉庫などを増築することはできません……。


敷地の「建ぺい率」と「容積率」は、建築予定地の市町村役場の「都市計画課」などに問い合わせると、調べてもらえます!

まずは自宅の敷地内に増築が可能なのか「建ぺい率」と「容積率」でチェックをしてみてくださいね!

建設が難しい土地なんかはあるの?

費用も準備できそうだし、建築確認も出せそう…でも、うちの敷地って、問題なく建つのかな?

土地が難しくて建てられないなんてことはあるのかな……?


ひとつずつ条件をクリアしていくと、自分の敷地の形が気になってきたり、「もし建てられないと言われたらどうしよう!」と不安になったりしますよね。

実際には、確かに四角形の土地ではない、いわゆる「変形地」の建築は難易度が上がります。

しかし、経験豊富な一級建築士が在籍している岡本製作所では、「変形地」での施工実績もありますので安心してご相談ください!

どれだけ変わった土地でも、プランニング次第でお客様の理想をかなえられる建築も可能なんです!


ここでは、岡本製作所のCase.1では「変形地」での施工実績を、Case.2と3では通常の敷地内への増築実績もご紹介します!

実績をご覧になりながら、ぜひイメージを膨らませてみてくださいね!


Case.1_三角形の土地に工場を建築!

上からのお写真を見ていただけるとよく分かるのですが、大きな道路に面した三角形の土地なんです!

しかし、工場自体は長方形を組み合わせて中は広々と変形地を感じさせないつくりに。

建物にできなかった部分は、職員の方や運搬、ご来社されたお客様用の駐車場として生かしているので、デッドスペースはありません


Case.2_お庭に車庫を新築!


直線的でシルバーに統一した男性的なデザインのガレージを新築しました!

内部の朱色の梁がワンポイントのアクセントになって、おしゃれさがぐっと増しています!

お車はもちろん、ご家族の自転車も一緒に格納可能なので、ガレージとしての自由度もぐっと広がります!


Case.3_自宅に窯場を併設!

備前焼作家さんのご自宅に併設する形で、アトリエとしての窯場を建築しました!

作家さんのイメージに合わせたカラーリングはもちろん、自社鉄骨での建築をワンストップで行ったためコストも抑えられました!

最後に……


今回は、「自宅の敷地内に倉庫・作業場・工場を建設したい」とお考えの皆さまに、費用や条件について解説してきました!

岡本製作所には、一級建築士が在籍していますので、どんな建築物のご相談にもお応えすることができます!

可能な限り、お客様の理想を実現できるよう尽力させていただきます!

岡山県で倉庫や工場、事務所などの建設を検討されている方で「身近にそんな業者がいない😰」とお悩みの方がいらっしゃれば、ぜひ岡本制作所へご連絡ください!

岡本製作所は、創業から60年以上の、鉄骨加工の深い知識と鉄骨建設までをワンストップでおこなえる自社施工鉄骨建設会社です💡

社内では鉄工部と建築部がひとつの組織となり、一級建築士や一級鉄骨製作管理技術者といった有識者が共同でお客様の理想とする倉庫建設のお手伝いをしております。


これまで岡山県内の大型倉庫や大型建造物など様々な鉄骨建設をお任せいただきました💡😆

豊富な経験から培った技術と品質で「お客様の目的を叶える倉庫」を提案します。


まずは相談だけでも、という方でも構いません。


お気軽にお問合せくださいね〜😆✨

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