こんにちは!
岡山で鉄骨製造から倉庫・事務所・工場の建築を行なっている有限会社岡本製作所の岡本です!
今回は、建設業者とは一見正反対に見える「解体工事」についてご紹介します!
建設業者でも得意な解体があるってご存知でしたか?
そこで、建設業者である「岡本製作所」が施工可能な解体工事について、得意な理由や解体の流れ、専門業者さんに任せた方がいい解体などを解説します!
「増築したいけど“解体”が必要って……建設業者さんが建設とまとめてしてくれないかな?」
「建物の半分だけを解体してほしいんだけど、そんなことってできるのかな?」
「すごく小さな建物なんだけど、これも解体業者さんに頼んだ方が良いのかな?」
そんなお悩みをお持ちの皆さまに読んでいただきたい記事となっています!

目次
・建設業者である岡本製作所ならではの“解体工事”とは!?
建設業者ができる解体!
岡本製作所の解体施工をご紹介!
岡本製作所の解体施工をご紹介!
解体と言えば、専門業者さんに依頼するのが普通ですよね?
「えっ、建設業者でも解体ってできるの?」
「それって違法じゃないの……?」
と、ご不安に思われる方もいらっしゃると思います。
きちんと、違法ではない範囲での解体工事に限られます!
それでは、具体的にどのような規模の解体なら違法にならないのか、岡本製作所が実際に行っている解体とはどのような例なのかを解説していきたいと思います!
1建設業者が行って良い“解体”
現在の法律では、施工費が税込みで500万円以上の工事を行う際には、必ず「建設業許可」を取得する必要があります。
そして、この「建設業許可」があれば、解体施工費が500万円以下の解体であれば施工しても大丈夫!
岡本製作所では、「建築工事業」の許可をいただいているので、解体施工費が500万円以下の解体工事は施工しても大丈夫なんです!
また、現在の法律では、施工費が税込みで500万円以上の工事を行う際には、必ず「解体業許可」を取得する必要があります。
いずれは取得できたらと思い、準備を進めております!
さらに、電気工事や管工事などの資格も取得していき、どんどん自社で行える工事の幅を広げていけたらと思っております!

2岡本製作所が行っている“解体工事”
上記を踏まえて、岡本製作所が行っている解体は①建物の一部のみの解体、②増築に伴う解体の2種類となります!
①建物の一部のみの「部分解体工事」
例えば、平屋建ての建物を半分の広さにするような工事や、二階建てを平屋にするための減築工事などもこれにあたります。
②増築に伴う解体工事
建物を増築する際も、構造の問題や耐久性の問題で一部を解体することがあるんです。
その際の解体工事は、岡本製作所で行っています。
※一棟丸々の解体は行っていませんので、ご了承ください。
また、鉄骨造の建設業者なので、木造構造と比較して解体の難易度が上がると言われている鉄骨造の解体が得意です!
鉄骨造は、軽量鉄骨造・重量鉄骨造と2種類ありますが、どちらも非常に頑丈な構造です。
それゆえ、専用のカッターなども必要なため、木造構造とはまた違う難しさがあるのです。
しかし、岡本製作所では鉄骨造の建設だけでなく自社で鉄骨加工も行っていますので、鉄骨の扱いも経験と知識を豊富に持っています!
だからこそ、解体も安心してお任せいただけるんです♪

建設業者である岡本製作所ならではの“解体工事”とは!?
建設業者である岡本製作所が得意とする解体があるんです!
これは、「建設業者だからこそ、建物構造を理解しているからできる繊細な解体」!
前述した①建物の一部のみの解体も、②増築に伴う解体も、どちらも共通しているのは、既存の建物を活かしている解体という点です。
つまり、既存建物が解体後にも安全かつ頑丈な状態で使用できるように解体を施す必要があるんです!
岡本製作所には、建物構造のプロである一級建築士が在籍していますので、抜いていい柱はどれか、補強すべき場所はどこかなどの判断ができるんです!

例えば、解体箇所と隣接した「残したい場所」に立っている柱。
建物を残す場合、必要な柱を壊してしまうと建物が傾いてしまったり、地震などの揺れに耐える耐震性が著しく下がってしまったりしてしまいます。
そのため、柱の必要性の見極めはもちろん、「どのように残すか」も重要になってくるんです。
こうした場合、岡本製作所では柱を補強しながら解体部分の解体を進めていきます。
解体部分の施工が終了したら、解体して切り離した部分に雨やほこりなどが入らないように養生しながら補修をしていきます。
これは、通常の建設工事と非常に近い施工になりますので、本領発揮です!
その建物に住まう・使う方たちが安心して建物を利用できるよう、傾きなどの不備がなく災害にも強い、長期間使える建物に仕上げて参ります!
岡本製作所での解体の流れ
ここでは、実際に岡本製作所で解体を行う場合の施工の流れをご説明します!
施工の流れは大きく分けて4工程ありますので、それぞれ見ていきましょう!
1相談・依頼
まず、減築や増築といったご相談をいただきます。
そこで、既存建物の構造の確認や減築・増築されたいご要望をお伺いし、プランを立てていきます。

この際によく聞かれるのが「費用がいくらかかるのか」です。
岡本製作所では、解体工事は建設工事とセットになっていることがほとんどのため、解体費用の相場などを個別でお出しすることができません。
対象の建物の構造や耐久性、プランにもよりますので、気になる方はまずはご相談ください。
ただ、建て替えや新築に比べると減築や増築は施工規模が小さいことがほとんど。
そのため、費用を抑えられる場合があります!
2構造確認&アスベスト診断
解体が可能なのかの構造を確認に伺います。
実際、この確認で岡本製作所では解体ができないと判断することも……。
さらに、「アスベスト」という有害物質の診断も、専門のアスベスト診断士の方に診断していただきます。
これは、解体中に有害物質が空気中に蔓延してしまうことで健康被害が出ることを防ぐために必要な工程です。

「アスベスト」は「石綿」とも呼ばれており、昭和50年に使用が禁止されました。非常に細かい繊維状の鉱物で、昔は保温・断熱効果の向上のために、ビルなどの建築時に吹き付けられていました。
吹き付けられている以外にも、当時の塗料に含まれていることもあるんです。
20年以上前に建てられた建物であれば、そのほとんどに含まれているような肌感覚です……。
「アスベスト」が含まれていると診断された場合には、それを取り除いてから解体工事に入ることになります……!
これがまた難しいのですが、長年建設を行ってきたからこそ積み上げてこれた豊富な経験で、慎重に施工を進めていきますよ!
3解体工事
いよいよ解体の工程です!
既存建物を傷つけず、本来の耐久性や安全性が損なわれることのないように、養生もしながら細心の注意を払いながら作業を進めて行きます。

ここで、柱を補強したり補強しながら取り替えたりしながら、解体部分を既存建物から切り離して解体を行っていきます。
4補修工事
解体工事が終了したら、建物を使える状態に戻すべく工事に取り掛かります!
以前よりも安心できる、使いやすい建物になるよう設計したとおりに施工を進めて行きります。
施工が終了したら、建物の内外をしっかりと清掃をして施工終了となります!
専門業者に依頼するべき解体
これまで、岡本製作所ができる解体工事について紹介してきましたが、やはり専門の解体業者に依頼するべき場合ももちろんあります!
例えば「敷地内の建物を全て取り壊して更地にしてほしい」というような大規模な解体のみの工事は、解体を専門に行っている業者さんに依頼しましょう。

岡本製作所では、減築・増築工事のような、建設に伴う小規模な解体工事のみお受けさせていただいております。
小さな建物の場合でも、解体のみの工事や大規模なビルなどの解体工事はお受けできませんのでご了承ください。
最後に……
今回は、建設業者でも行える解体工事・建設業者だからこそできる解体について解説してきました!
「減築したいけど、建設業者以外に解体業者を頼まないといけないのかな?」とお悩みの皆さまに、「その工事なら岡本製作所ができます!」と知っていただけたら幸いです♪
岡山県で倉庫や工場、事務所などの建設を検討されている方や鉄骨造の建物の増・減築工事でで「身近に解体まで頼めるような業者がいない😰」とお悩みの方がいらっしゃれば、ぜひ岡本制作所へご連絡ください!
岡本製作所は、創業から60年以上の、鉄骨加工の深い知識と鉄骨建設までをワンストップでおこなえる自社施工鉄骨建設会社です💡


社内では鉄工部と建築部がひとつの組織となり、一級建築士や一級鉄骨製作管理技術者といった有識者が共同でお客様の理想とする倉庫建設のお手伝いをしております。
これまで岡山県内の大型倉庫や大型建造物など様々な鉄骨建設をお任せいただきました💡😆
豊富な経験から培った技術と品質で「お客様の目的を叶える倉庫」を提案します。
まずは相談だけでも、という方でも構いません。
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