こんにちは
岡山で注文住宅なら 鉄骨・木造・RC住宅などの幅広いご対応が可能な㈲岡本製作所の広報です
今回は岐阜県にある養鶏場の鉄骨を製作している風景をご紹介したいと思います。
養鶏場の大きさ
今回、鉄骨をご依頼いただきました岐阜県にある養鶏場はとても大きく、長さ91m・幅39.6mにもなります。
そのため、今回ご依頼いただきました鉄骨の柱は本柱、間柱合わせて150本!!!と膨大な発注をご依頼いただきました。
鉄骨の製作風景
柱部材や梁部材の元の鋼材にセットプレートや仕口といったジョイントパーツなどを組み立て溶接していきます。
この時の注意することは、作業効率を上げるために電流調整や溶接スピードを適正に調節することです。もちろん納期がある事なのでスピード感を持って作業しますが、それは段取りの部分で行います。溶接スピードの強弱や電流を過大にすると溶接内部の溶け込み不良や割れという欠陥に繋がる可能性があります。そのような事にならないよう、慎重に作業し品質を徹底しています。
溶接の後はエアーチッパーを使用して溶接のスパッタをキレイに取っていきます。
こちらも丁寧に行い、細かなスパッタも残さないように心がけ作業を行っています!
溶接した鉄骨は下記の画像のように塗装し出荷を行いますが、その前に大切な工程が残っています。
その工程は「検査」です!!
上の写真「右」は「左」の写真を拡大したものになりますが、先程、溶接を行った箇所に塗装がされていないのがお分かりになると思います。
なぜ溶接していないかというと、「正しく溶接を行っているかの検査」をして頂くために塗装を行っていません。
倉敷市の日本ユーテック様に溶接が問題がないかの検査をしていただき問題がなければ無事出荷となります。
検査の様子
日本ユーテック様が、鉄骨の溶接部分を超音波深傷器を使って超音波深傷検査(UT検査)をしています。
検査をし、合格であればペンキを塗り積込みをします。
また、弊社では誰が溶接を行ったのかわかるように管理し、万が一検査に引っ掛かった場合はそのスタッフが同じミスをしないよう改善を行っていきます。
では、ここからは積み込み風景のご紹介をしていきたいと思います。
積み込みの風景
製作した鉄骨はナカウン株式会社様のクレーンでトラックに積み、岐阜まで安全に運んでいただきます^^
クレーンで鉄骨を持ち上げる際にはセンターにワイヤーを掛けゆっくりとトラックまで移動します。
トラックまで移動した鉄骨を1本1本丁寧に重ねていき運んでいただきます。
(雨の中、本当にありがとうございます^^)
無事積み込みが完了し、岐阜へと出発しました。
いかがでしたでしょうか?
今回は溶接について少し詳しくご紹介しました。
弊社は創業50年以上鉄骨に携わり様々なノウハウでお客様に確実な鉄骨をお届けします。
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今回は重量鉄骨のご紹介をしましたが、機会があれば軽量鉄骨の作業風景もご紹介していきたいと思います^^
最後までお読みいただきありがとうございました